「価値観の相対性を受容しながら生きるコミュニケーションマン」
Q:子供の頃の夢
A:漫画家(小学校高学年)。少年サンデーが好きだった。
Q:なぜこの仕事を選んだのですか?(教師・警備)
A:教師 → 大学は理学部地学科。研究者になりたかったがなれず。数学や理科の面白さを伝えていけたらと教師の道を選ぶ。
警備 → 定年退職後、1年間年金生活をしたが大変だった。何か仕事をしたい、稼ぎたいという気持ちになり、教師はやりきったので別のことがしたかった。求人で日当1万円出る仕事は警備以外にはなく、コロナ禍もあって外仕事なのも良かった。立ち仕事は教師で慣れていた。
Q:好きな言葉やモットー
昔生徒に伝えていた「青雲の志」。若い頃に志を持つのは良いこと。70代になってからは「笑って人生を送る」「善は急げ」。良いと思うことには早く着手していこう。
Q:自分の性格で自慢できること
A:心の柔軟性。警備の仕事は雇い主や車など相手に合わせ常に変化を求められる。
Q:自信を失ったり逆境に陥った時の立ち直り方
A:教師時代、クラスの出席率が下がった時期があり、生徒づくりとは何か?を考えさせられ、その当時の学校の生徒像は「朱子学(哲学の考え方)である」という答えに辿り着き、8年間実践し身を結んだ。それ以降、思考(哲学)を理解することで立ち直るようになった。
Q:自分らしく、好きなことをしようと奮い立たせてくれること
A:世界観を表現したい。それを伝えられる場所(FLATや人)があること。哲学ワークショップの内容を考えること。
Q:1日があと3時間増えたら何する?
A:夜明けまでに、美味しいコーヒーを味わいながら、哲学ワークショップを深めたい。四コマや関心のあるテーマの絵を筆ペンで描いていく。
Q:世の中にもっとあって欲しいもの、減って欲しいもの
A:あって欲しいもの → どんな人でも話のできるフリースペース。
減って欲しいもの → ヘイト。歴史を学んでいない象徴。
Q:夜眠れないくらい不安や悩みはある?
A:不安も悩みもないが、ワクワクすると早起きしてしまう。今日もAM1時半に起きた。
Q:良い1日にするために朝起きて一番にしたいのは
A:芸術からはじめる
Q:家に帰ってから楽しみにしていること
A:妻からの話を聞くこと。(定年退職をしてから)
Q:仕事で経験した誇りは
A:教員生活で「この学校に来て良かった」と思える卒業生を生み出せたこと。
Q:あなたにとっての成功とは
A:あまりにも美談過ぎますが、今の妻と出会ったこと。よく学ばされるし受け止めてくれる。
Q:社会人になったばかりの自分に伝えたいこと
A:青雲の志。
駅の図書室FLATで本棚オーナーをしながら哲学ワークショップのイベントを定期開催している西山さん(デコイチさん)。私がイベントや展示をすると、毎回その世界観を「観たことのない独特な絵」にしてプレゼントしてくださり、西山さんにはこんな風景に見えていたんだなといつも興味深く、「本気で観てくれている人が居る」と嬉しい気持ちになります。暮らしの中に在るもの文化、起きること、すべて「思想(哲学)」というアングルから見つめている、物事を良し悪しで片付けないフラットな方。写真は西山さんがスクリーンに立った時、最初にしたポーズで1枚目。私はこの後ポーズをとっていない姿(それもある意味ポーズ)を提案したりして撮ったのですが、この一枚目の写真がいちばん良かった。西山さん以降の撮影の方々で、私がポーズを指示するのはやめようと思いました(ポーズしてないのもポーズなんだなと)。ご本人から湧き出たものを止めない。【SAYAKA】

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