1月に開催します、
“肖像写真展”
肖像写真は、
被写体を同世代に限定して作品作りをしています。
今現在のその人の、リアルな姿を写し出すのが
コンセプトです。
今年最後の撮影は、姉、でした。
家族の写真は、過去にも散々しましたが、
正面から向かい合って撮る
というのは、はじめての経験で、
かなりの先入観もあり、
うまく撮れない気もしていました。
撮っていくと、
あら、こんなに素敵な人だったかしら?
あ、そういえばこんなに素敵な人だったわ。
客観的に、
家族の素敵な部分や、綺麗な表情などを見ようとする作業は
普段なかなかしないので、
あらためて、姉の素敵な部分を垣間見た気がして
とても新鮮でした。
しかし、家族と正面から向き合うのは
私自身はとても照れ臭かったです。
姉の作品撮りのついでに撮影した母。
母親のことを、好きとか嫌いとかいう次元で考えたことはないですが、
若い頃の印象は
教育ママで神経質でいつも怒ってるという感じ。
年を重ねるごとに
母親の
“母”ではなく
“人”としての魅力に気づきはじめると
こんな人、私の周りに一人しかいない
と、どんどんその面白みに引き込まれていくのです。
お母様!
産んでくれてありがとうございます!
私、本日無事35歳、
中年になりました。
photographer SHAR
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